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移動中にiPadのSiriからSlackに伝言を投稿する

2020.11.08.日

井上 飛鳥

Engineer

はじめに

移動中の電話対応で伝言をSlackに投稿したい場合に手を使わずになんとかならないもんかなあと思い、思いついたのがSiriとSlackの連携でした。
iOSの「ショートカット」アプリでショートカットを作成するとSiriで反応してくれます。
このショートカットでは外部サーバーに対してHTTPリクエストが行える為、SlackのWebhookが使用できるので実現が可能な事がわかりました。

Slackアプリの作成

まずはSlackに投稿する為のSlackアプリの作成を行います。
https://api.slack.comにアクセスして「Create an app」をクリックします。

Slack Appの作成

slack api の画面より「Create New App」をクリックし「App Name」に任意の名前を入力。(今回はB2B Siri2Slackと入力しました)
「Pick a workspace to develop your app in:」にslack appを適用するワークスペースを選択します。

Incomming Webhooks を設定

左メニューの「Incomming Webhooks」をクリックし、「Activate Incoming Webhooks」をOnに切り替えます。

画面下部に「Add New Webhook to Workspace」というボタンがありますので、クリックします。

クリックでslack appからのワークスペースへのリクエスト画面が表示されますので、投稿先となるチャンネルを選択します。(チャンネルは事前に作成しておいてください)

その後、Webhook URLが生成されます。

iPadの「ショートカット」アプリでショートカット作成

「+」ボタンをタップする

ショートカット名とアクションを以下のように作成
※Webhookのテキストで例として@channelのメンションを付ける場合、<!channel>に置き換える。

「URLの内容を取得」のアクションでPOSTリクエストができる為、以下のように設定する。

試してみる

iPadから「Hey Siri! サポート伝言お知らせ」と話すとSiriが反応して「伝言内容を教えてください」と返事があります。

伝言内容を伝えるとSlackにその内容が投稿されます。

まとめ

基本運転中の電話はハンズフリーでSlackへの投稿もiPadに触れず行う方法となりますが、気が散らかったらまずいので気をつけてください!

井上 飛鳥代表取締役

<Web業界との関わり>
Webは20歳のころ自分のHPを作成する事から始まり、当時はHTMLよりもFlash MXでFlashサイトを作ったりしていました。
その後サーバーサイドに興味を持ち、様々な企業様のWeb制作・システム開発に携わらせていただきました。

<会社名Bit2Byteの由来>
企業前からイメージしていたものです。
昔から仕事や悩みなどを1人で抱え込む事が多かったのですが、何事も1人だけではできず、皆の協力で成り立っているものだと深く思い、1人から皆に繋げていく意味を込めて名付けました。

お客様の立場になり問題を解決できるよう会社一丸となって本当に感謝される事を目的としています。

<好きなもの>
好きな歌手は中島みゆきです。コンサートや夜会にも毎年行っていました(コロナでラストツアーも公演中止となりましたが・・) 。
歌の内容は年代を重ねる毎に変わっていきますが、どの年代のものも聴く人によって色々な角度からはまるもので共感が持てます。
歌う姿勢も真っ直ぐで凛としており見るといつも心が洗われます。

生まれ変わったらシンガーソングライターになって自分が想う事を歌にして皆に聴かせたいなあなんて妄想をよくしています。

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